40代・50代でパソコンの勉強を始めたい、始めようとする方は意外に少なくありません。
かといって取っ掛かりがないので、何から始めればよいか分からず、なかなか進められないといことも多々あると思います。
そのような方達には、取得してからも活かせるパソコン資格の「MOS」を取得することを目標に進めていくのがおすすめです。
意外と多い40代・50代の受験者
上のグラフから分かる通り、受験者のうち10人に1人以上は40代・50代でとなっており少なくありません。
客観的な指標となる資格を取得し、今後も必ず必要となってくるパソコンのスキルを身に着けていきましょう。
この記事の内容
40代・50代の資格にMOSがおすすめ
資格中でも、40代・50代に「MOS」取得をおすすめする理由を解説していきます。
スキルを客観的に証明できる
これはどの資格でも同じですが、資格取得することでパソコンを使えるという客観的な証明になります。
その中でも、MOSは世界的に行われている試験で、世界共通の合格認定書やデジタル認定書により、世界で通用します資格となっています。
もちろん知名度もあるため、転職や就職にも有利になる資格です。
資格学習が実務に役立つ
資格を取得しても実務で役立つことがない資格もありますが、MOSはそのようなことはありません。
アプリケーションを実際に操作する実技試験なので、資格取得に向けて行った学習が実務に活かされます。
学習している段階で実務に活かすことができ、学習したスキルで実務での作業効率や業務の幅を広げることができます。
その日に結果が分かる
MOSの試験結果は受験後すぐに判定されます。
結果が半年後などと違い、スピーディーに分かるのは嬉しいですよね。
MOSの基本情報
MOSがおすすめな理由を紹介しましたが、MOSが実際どのような試験なのかを解説していきます。
MOSの試験内容
「MOS」は「Microsoft Office Specialist」の略で、マイクロソフト社のOfficeソフト(エクセル、ワード、パワーポイントなど)のスキルを照明できる資格です。
MOSの試験は、下図のように、各ソフトと階級で分けられ、個別に受験していくことができます。
また、バージョンごとに新しい機能が追加・改良されるため、MOSにもバージョンごとに試験が用意されています。
現在は、「MOS2010」「MOS2013」「MOS2016」の3つのバージョンがあります。
下記のリンクから試験項目を見てもらえば分かると思います。
参考 MOSの試験項目MOSMOSの受験日
MOSの受験日は下記の2通りがあります。
- 全国一斉試験(月に1回程度開催)
- 随時試験(指定された会場ごとに開催)
どちらも受験料や試験範囲・内容は同じとなっています。
実際の会場や受験日はMOSホームページで確認しましょう。
公式受験するには
MOSの受験料
MOSの受験料は、1教科につき下記の料金となっています。
- スペシャリスト:10,584円
- エキスパート:12,744円
MOS取得にはスクールに通うのが吉
パソコンスクールに通うとなると、なんだか気恥ずかしく感じるかもしれませんが、実際にスクールに通っている年代は、学生からお年寄りまで幅広いものです。
むしろ、40代・50代だからこそスクールに通うのがおすすめです。
やっぱり効率が良い
やはり、経験豊富な指導者がいることで、つまづくポイントを的確に潰すことができるので、学習効率が全然違います。
また、自分で学習を進めていても教科書を読むだけでは理解できずに、あきらめてしまうパターンが結構あります。
理解するためのコツを説明をしてくれる指導者がいることで、着実に勉強を進めることができます。
学生よりも金銭的に余裕があり、忙しい40代・50代だからこそ、学習効率が高いスクールに通うのがおすすめです。
まとめ
40代・50代でパソコンの勉強を始める時におすすめの資格を紹介しました。
パソコンの勉強という漠然とした状態から、資格を取得するという明確な目標を立てることで、効率よく進めていくことができます。
パソコン資格の中でも、知名度があり、実務にすぐ活かすことができる「MOS」がおすすめです。
独学で進めても良いですが、忙しい40代・50代は、パソコンスクールに通って効率よく学習を進めていくのが良いでしょう。