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パワーポイントで文字の先頭や位置を揃える方法|タブとルーラーを使う

パワーポイントで文字の先頭や位置を揃える

パワーポイントで文字を字下げする時に、空白で位置を揃えていませんか?

空白で文字を揃えると、前後の文字のサイズによって綺麗に揃わないことが多々あるし、文字を編集すると再度空白の数を合わせたり…と面倒なことが多いです。

そこで本記事では、パワーポイントで、文字の先頭を綺麗に揃える方法を紹介します。

パワーポイント標準機能のタブとルーラーを使いこなすことで、綺麗な資料を作り上げることができます。

空白なんかで揃えるよりよっぽど簡単だから覚えておこう!

空白は使わない

パワーポイントの文字を揃えたサンプル

パワーポイントで文字の先頭や位置を揃える

パワーポイントで文字の先頭や位置を揃える場合には、タブ機能を使用するのがおすすめです。

パワーポイントのタブ機能を使う

パワーポイントでは、Tabを入力すると、空白を使わずに規定の大きさのスペースを確保することがきでます。

パワーポイントでTabでスペース

ちなみにタブ幅(Tabを押したときに確保されるスペースの幅)はデフォルトで「2.54cm」になっています。

文字の区切りのスペースはこのTabのスペースを使っていこうね。

ルーラーでタブ幅(文字の先頭や位置)を設定する

レイアウトに合わせてタブ幅(文字の先頭や位置)はルーラーで設定するのが簡単で直感的にも分かりやすいので、おすすめです。

(そこまで細かく幅を指定することの方が珍しいはず)

そもそもルーラーが表示されていない場合は、ルーラー表示の記事を参考にしてください。

パワーポイントのルーラーを表示する 【解決】パワーポイントのルーラーの表示と単位の変更方法

まずは、タブ幅を設定したい範囲を選択し、

タブ幅を設定する範囲を選択しておく

ルーラー上でTabを入力した時に確保したいスペースの位置でクリックします。(タブマーカーを設置)

ルーラーでタブ幅を設定する

その後、スペースを挿入したい位置でTabを入力すると、指定した位置までスペースが確保されます。

指定したタブの幅でスペースが確保される
幅を合わせるために
同じ幅のスペースを取りたい部分はまとめて選択し、一括でタブ幅を選択するとズレがなくなるので、おすすめです。

もちろん、タブマーカーは複数個設置できるので、1つ目のタブ幅、2つ目のタブ幅と自由に設定していくことができます。

タブマーカーを複数設置した例

タブ幅を微調整(細かく設定)する

ルーラーで直感的にタブ幅を設定するのではなく、きちんと数値として指定したい場合の方法を紹介します。

デフォルトの幅などの変更もできるよ。

設定したい範囲を選択し、「ホーム」タブの「段落」項目の右下の四角のアイコンをクリックし、

段落設定を表示する

段落オプションで「タブとリーダー」をクリックします。

タブとリーダーをクリックする

タブの設定ウィンドウが表示されるので、位置を追加する場合は「タブ位置」に設定したい幅を入力して「設定」をクリック。

間違えて入力した場合、幅の変更はできないので、クリアした後に再度設定し直すようにしましょう。

タブのオプション画面

※「左」「中央」「右」「小数点揃え」は「タブの種類(揃え方)と使い方」で解説します。

デフォルトの幅は「規定値」を変えれば変更できるよ。

ルーラーから設定したタブ幅を解除(クリア)する

設定したタブ幅は、タブのオプション画面からクリアできますが、いちいちそこまで表示しなくても、ルーラー上で解除することもできます。

その場合は、解除するタブマーカーをクリックしたまま、下にドラッグしましょう。(灰色になる)

パワーポイントのタブをルーラーからクリアする

これだけで設定したタブの幅を解除することができます。

タブの種類(揃え方)と使い方

上記の手順では言いませんでしたが、タブには揃え方で分けられる4つの種類があります。(手順では左揃えのタブを使用)

  • 左揃えのタブ:左揃えのタブ(デフォルト)
  • 中央揃えのタブ:中央揃えのタブ
  • 右揃えのタブ:右揃えのタブ
  • 小数点揃えのタブ:小数点揃えのタブ

それぞれを使い分けることで、適切なタブ区切りを設定することができます。

切り替えは、スライドの左上にあるタブセレクターをクリックればOKです。

タブセレクターの位置

左揃えタブ(デフォルト)

左揃えのタブの例

左揃えのタブは、デフォルトとなっており、設置した位置で文字が左揃えとなります。

中央揃えのタブ

中央揃えのタブの例

中央揃えのタブは、文字の中央がタブの位置に合わせて揃えられます。

タブの中間などでの設定が好ましいです。

右揃えのタブ

右揃えのタブの例

右揃えのタブは、文字の右端がタブの位置に揃えられます。

スライドの右端などに合わせる時によく使われます。

小数点揃えのタブ

小数点揃えのタブの例

小数点揃えのタブでは、小数点がある数字の小数点が基準となって揃えられます。

調査結果や実験結果などのデータをまとめる時に有効です。

よくあるタブとルーラーを使った揃え方

ルーラーとタブを使ったよくある揃え方を紹介します。

左揃えと右揃えを1行に設定する

左揃えのタブと右揃えのタブを1行に設定する

1つ目のタブ位置を左揃えのタブで設定し、2つ目のタブ位置を右端に右揃えのタブで設定します。

スライド全体を使った揃え方で、目次などの時によく使われる揃え方です。

この形よく見るよね?

設定したタブは引き継がれる

1つ目の行に設定したタブは改行した場合、自動で新しい行に引き継がれます。

そのため、整列させたい箇所が複数行となると想定される場合は、1行目を入力している段階で、先にタブの位置を設定しておくと、一回の設定ですむので楽です。

改行時には、タブ設定が引き継がれる

まとめ

パワーポイントでタブとルーラーを使って、文字の先頭や位置を揃える・調整する方法を紹介しました。

文字がガタガタだと、見ている側に違和感を与えてしまうので、細部まできちんと整えておきましょう。

意外とこういった所ってよく見られているんだよね。

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